エンジニアがポートフォリオを作成する際には、いくつかの注意点があります。まず1つ目の注意点は、コードの品質に気をつけることです。エンジニアが提出するポートフォリオは、コードの構文が適切かどうか、わかりやすく整頓されているかなどに注意しましょう。採用担当者は、ポートフォリオのコードを見てエンジニアのスキルを判断し、採用するかどうかを決める材料とします。
ソースはエンジニアとしての経験が浅い人でも、必ずオリジナルのものを使いましょう。構文などに自信がなければ、あらかじめベテランのエンジニアにチェックしてもらうのも方法の一つです。サンプルコードのコピペでは、残念ながら採用担当者へ良い印象を与えることはできません。
2つ目は、独りよがりの内容に仕上がっていないかどうかが挙げられます。初めてポートフォリオを見る人にとっても、使いやすくわかりやすいかどうかを確認することが大切です。コーディングのスキルに自信がないエンジニアの中には、コードよりデザイン面に力を入れるケースが多いため、注意しておきましょう。
そして注意点の3つ目は、言葉でも説明できるように準備しておくことです。ポートフォリオの提出後には、言葉で説明を求められることも少なくありません。例えば、自作のゲームアプリを開発した場合、開発した目的や概要、メインの機能や画面の切り替わり、どんな点を工夫して苦労したのかなどを直接聞かれることがあるため、しどろもどろにならないように対策を立てておくと安心です。